すべてのことを許せたなら

ー37歳、独身、会社員。いろいろと考えるー

否応なく生きてしまう

もうかれこれ、5ヶ月くらい働いていない。

1月の半ばに体調を崩して仕事を休みはじめ、4月末に休職期間が満了して退職の扱いになってから、一応はハローワークに行って失業保険の申請をしたり、転職サイトに登録をしたりして仕事を探し始めてはいるものの、実際の気分としては、正直なところ、今はまだ働こうという気概が湧いてこない。

だから毎日、退屈な時間に包まれながら、ぼんやりとしている。

一応、規則正しい生活をしようと、毎朝7時とかに起きて、いつも同じ喫茶店でモーニングを摂って、小説を読んだり、ネットでニュースや誰かのブログを読んだり、部屋に戻ってゲームをしたり、ごろごろしたり、それからふらふらと自転車を走らせたり、ブログのネタを考えてみたり、スーパーに買い物に行って自炊をしたり、また同じようなことを繰り返したり、とにかく退屈しのぎになんやかんやしているものの、その時間のほとんどは、やっぱりぼんやりとしている。

ぼんやりしていると、自然と話し相手は自分自身になる。だからずっと自問自答を繰り返しているようなものだ。

どうでもいいことを考えるだけの生活。

普通の感覚からしたら、どうしようもなくダメな時間を過ごしている。しかしこんな生活をしていても、否応なく生きてしまうということに、今日はなんだか愕然としてしまったのだった。